toriR blog

想像とは違った四国の旅

2泊3日で四国(愛媛県〜高知県)を回ってきました。メインは道後温泉と四万十川川下りだったのですが、事前に思っていた想像とはずいぶん違っていました。当初、道後はうらぶれた感じだろうと思っていましたが、そんな感じは無く整備された温泉街でした。熱海みたい。四万十は水は澄んでおらず魚影も見られませんでした。温暖化で水温が上がっているのもその理由だそうです。
道後温泉のアーケード

初日旅程:大阪〜道後温泉

2023-08-27

松山空港に降り立って、迎えてくれたのが蜜柑ジュール水道オブジェ。美味しそう。

空港で見かけた蜜柑蛇口

松山空港でB級グルメを

空港に着いてすぐに昼食にしてご当地のB級グルメをいただきました。今治「チャーシュー卵丼」(1500円)です。卵がかかっている丼ほどのB級感が出る食べ物はないでしょう。ラーメンのチャーシューを白ごはんの上に乗せ、強めに焼いた卵2個の目玉焼きを乗せてタレをかけただけの超簡単丼です。多分作るのに3分もかからないでしょう。提供側のprofitいいわね。

一緒にいただいたのは道後ビール3種盛り合わせです。そのうちブラックビールをいただきました。ちょっと苦味がありますがホップ感は少ない味です。観光客が小腹を満たすにはいいと思います。

B級味な焼豚卵飯

松山城

松山城のアプローチは、町からリフトで上がれるのですが、天守閣までは歩いて登る必要があります。照りつける太陽と高気温で汗だくです。降りてきてミカンソフトクリームをいただきました。食感と味は蜜柑味のシャーベットで優しい味でした。疲れた体にはもう少し甘くてもよかったかな。

松山城より望む松山市
ミカンソフトクリーム
マーマレードのかかったかき氷

道後温泉街

道後温泉は思いの外、新しい街でした。歩いた感じは、関東でいえば熱海みたいなところでした。名前は有名な道後温泉本館は改築中で小さいお風呂しか入れませんし、ここには1日六千人が入浴に訪れるので枚数制限のある整理券をもらう必要があります。

道後温泉本館にて

食事後の22:00の整理券で入力しました。中は靴を脱いで階段を降り、着替える場所は清潔で無料ロッカーも完備しています。なお、一度に十人ぐらい入ると混雑してしまう大きさで、湯船も熱く長くは浸かっていられないです。しっかり温泉を楽しむというより、チャポンと湯船に浸かったという経験をしにいく所と割り切った方がいいでしょう。工事の足場は壁に囲まれていますが、ペイントは綺麗な色のちぎれ和紙がデザインされなかなかオシャレ感がありました。

お土産に天皇献上お菓子の子規を買い求めました
道後ビールのテイクアウトメニュー

夕方、道後ビールのテイクアウトを片手にアーケードをひやかし、献上品のお菓子(巴菓子、子規)を幾つか求めました。

道後ビールは蛇口から注いでもらいました。スタウト、ブラック、など幾つか味がありますが、どれも私にはイマイチなクラフトでした。残念。

宿泊場所(大和屋本館)

旅館:大和屋本店

愛媛県松山市道後湯之町20−8

夕食は街に出て食べたので朝食だけいただきました。バイキングで、シャンパンも置いてありました。柑橘系のジュールの3種あり南国愛媛のホテルです。炊き立てのお米も美味しく、サラダも新鮮で充分お腹いっぱいになりました。

二日目旅程:松山〜下灘〜宇和島〜中村

2023-08-28

松山市内から四万十までドライブしましたが、幹事チョイスで大洲城、下灘の無人駅、日本一長い廊下の米博物館、宇和島城に立ち寄りました。下灘は夕日の時間に来るといいですね。

下灘駅あたりの瀬戸内海

汗が止まらない大洲城

大洲城、宇和島城はそれぞれ立派なお城ですが、登りがあり太陽が強くて気温が高いので汗が吹き出します。説明文より天守閣の上の風を求めてしまいました。立派なお城の大洲城は障子の張り替えで作業をされていました。障子も6年前に張り替えて今が張り替えの時期だとか。

大洲城の内部
大洲神社にはロケ地でもありました
おおずおすいの蓋
臥龍山荘は一級の和式様式建造物でした
障子に花筏の透かしが映るさまは素敵
川に面した庭も清涼感があります
臥龍淵を足元に見る不老庵は川の真上に建っています
生花も粋です
夏雲を映す肘川は鵜飼漁もあるようです
川面が反射した月明かりが竹編代張りの天井を照らす工夫がされているそうです

また卵かけご飯

昼食は宇和島のお昼は鯛めしです。このお店はアジめしと鯛めしの2つが人気です。どちらも卸した身を叩いて卵にタレをかけ、白ごはんにぶっかけていただきました。薬味は海苔とネギとワカメです。人気のお店のようです。味は、やはり卵ぶっかけご飯で魚の味はそれほど引き立っていませんでした。

浜味館あたごで昼食
鯛飯は出汁と卵で混ぜてご飯にかけて頂きました。卵ぶっかけご飯好きじゃのー、愛媛県民
鯛めし鯵飯の食べ方

お店:浜味館 あたご

愛媛県八幡浜市船場通379−1

蜜柑畑の山麓は愛媛ならではの風景だと思いました

Z-1グランプリの会場、宇和米博物館は静かな博物館です

観光巡りでは長い廊下がよかったです。本来月曜日は休館日ですが、TVの取材で空いており、管理人にどうぞ入って見て下さいとありがたいお言葉。言葉に甘えて中をみました。市内を見下ろせる高台にあり長方形の建物は天井も高く教室を展示室に変えて米の歴史と育苗から収穫までの変遷を見学しました。見たことのある農機具もあり、懐かしい。日本への米の渡来は3つのルートが考えられており、いずれも南海コースを通って日本全国に広まった点で宇和島は重要なルートだということでした。

廊下はZ1グランプリと題して年一回雑巾掛け競争をしているとのことです。今年最短時間の更新があったとのことです。いろいろイベント考えますね。また、展示は旧小学校なので、音楽教室を再現したり、コワーキングスペースになっていたりしましたが、いいなと感心したのが黒板のオブジェです。そこに来訪者が思い思いにメッセージを書き、映える写真を撮れるようになっていたことです。手間もかからず思い出作りと広報がうまい感じで融合していました。

宇和米博物館はZ1グランプリの会場でもあります
日本一長いの廊下でZ1グランプリ
稲の伝来をお勉強
黒板を来場者メッセージボードに使うのはナイスなアイディア

虫に噛まれた宇和島城

駐車場から天守閣まで登るのは野趣溢れる道を登っていきましたが、そこでなんと糸にぶら下がっている虫に触れ激痛が走りました。4cmぐらいの脚が多数ある虫でパッと身はムカデに見えました。もしかするとドクガの幼虫かもしれません。手持ちで粘着テープが無いか探した所、絆創膏を見つけたのでそれで噛まれた場所をつけたり離したりしました。もし毛虫なら毒毛がまだ刺さっているかもしれないからです。

しばらくすると1cmぐらいの腫れとなり、10分後には左手甲の半分が腫れてきました。脈動する痛みでは無いですが、その後半日関節痛のような痛みを感じていました。甲殻類にアレルギーがあるのですが、毒でアナフィラキシーに成らないかちょっとだけ心配になりました。刺された(噛まれた)ことw同伴者に伝えなるべく安静にしていました。ネット検索すると痛みとはればある場合はステロイド材を塗れとか、アナフィラキシーに注意とかあったので、痒くは無いのですが、手持ちのムヒを何度も塗って腫れが早く引くようにしました。結果は半日で痛みも腫れも引き、アナフィラキシーも無かったので良かった。甲殻類のアレルギーと虫の毒は関係するのかしら。ポインズンリムーバーが入っているファーストエイドがあったらよかったかな。

メジロホオズキと思われる赤い実がとてもお洒落です。本州南部から琉球、台湾、東南アジアインドに分布しているそうです
宇和島城でも汗だく&虫噛まれ

置き忘れ事件

城から降りてきて一服したとき、同行した会計担当の人が支払いの時財布がないことに気がつき大騒ぎになりました。結果は、冷蔵庫の上にひょいとおいたことをすっかり忘れてしまった、ということでしたが、皆肝を冷やしました。虫刺されの検索で頭がいっぱいだったのですが、「一旦落ち着こう、もう一度よく思い出してみよう」と言ってあげられなかったのが反省です。警察に紛失届もだしました。警察の方、お店の方、お世話になりました。

宇和島観光センター

四万十川沿いの道はなぜか左岸

道は山道が多く、四万十川沿いに南下しましたが、なぜか右岸に道がついていました。大きな蛇行する川は右岸だったり左岸だったり道が変わることが多いのですが四万十川は圧倒的に左岸でした。また広い道と狭い道が混在しすれ違いも大変なところも長くありますので運転はご注意を。地元の方の運転の先行車があるとそれについて行けるので安心です。どこですれ違えるかわかるので。

また、道を走っていて気がつくのは道から見える山並みは針葉樹が大勢を占めていることでした。調べてみると杉と檜の人工林が6割あるとのことです。少しの雨ではその清流は濁らないと聞いた気がしたので、なんとなく工事の少ない広葉樹林を想像していたのですが、そうではありませんでした。また、同行者に聞いた話では、四国の金持ちは山にいるとのこと。林業で財を成した人々が多いのでしょう。深い森が連なる感じがしました。

江川崎は最高気温歴代3位の街

江川崎の道の駅の前から川を見渡せましたが、ここは一時期、高気温日本一だったところだそうです。2013年8月12日、アメダス江川崎観測所において、日本国内における観測史上最高気温となる41.0℃を記録とのこと。四万十は川で涼しい印象がありましたが、道の駅の人に伺うとこの地域だけ盆地で熱い空気が貯まることがあるそうです。江川崎は、四万十市の北部に位置し、北西は愛媛県と面し、内陸部にある江川崎は、夏の暑さが厳しく、北西からの風が吹くとフェーン現象に加え、太平洋からの海風も入りにくく、高知県内では以前から「高温になりやすい地域」として知られていたとのことです。

暑さは、今は歴代3位だそうです。

四万十の川面を渡るツバメたちはどこで塒を取るのか

この川面にはツバメが下流に向かって数羽飛んでおり、時間的に18:00頃だったのでツバメのねぐら入りの移動ではないかと思いました。福井での観察ではほぼツバメのねぐらが解消していたので、渡りは南に移っているのでしょう。ここ四万十はまだ渡りの最中なのでしょうか。探してみると高知県ではツバメのねぐらは高知県須崎市桐間地区のヨシ原を見つけることができましたが、四万十周辺から離れ過ぎているのできっと須崎市に飛んで行ったのではないでしょう。

ツバメ達が川面を飛んでいく四万十川です

居酒屋「チキチン」(中村市)

今日のイベントで最大は中村で食べた刺身です。5000円の飲み放題に追加で何品かオーダーしました。

  • コースの揚げ物、サラダ、鯛の炊き込み飯、ローストビーフ?

  • ハマグリの焼き物

  • 四万十の天然鮎の塩焼き

  • 鰹の刺身

  • シンコ(スケソウダラの幼魚の刺身と薬味の混ぜた物)

鰹の刺身

鰹は高知市では遠洋漁業で釣ったら即氷につけてしまうのですが、中村の鰹は漁師さんにお願いして昼釣った直後も氷につけずに午後4時に市場で仕入れて夕方客に提供するそうです。氷で締めるとその瞬間に死後硬直が起こり身が固くなってしまうからその日に刺身として出せるのだそうです。タタキのように火を通すと食感が変わってしまいます。

鰹の刺身はここで食べないとね
新子(スケソウダラの今年生まれ)を仏手柑(ぶしゅかん)の剃り皮で頂きました

ぶつ切りにした鰹の刺身に茗荷、ニンニクのスライス、ワサビを合わせて醤油をつけていただきました。食感は確かにニュルとして福井の白身魚の刺身の食感とは全く違います。醤油は甘めです。ニンニクの強烈なパンチと大海を高速に泳ぐ筋肉が今、口の中で混ざり合い柔らかなかみごたえは経験のない食感でした。食べた人はうまいと叫びます。店主が説明して頂いたお陰で美味しくいただく料理法とそのための努力と熱意がよくわかりました。

お店情報:居酒屋チキチン

高知県四万十市中村東下町26

三日目旅程:四万十川を下る〜桂浜

2023-08-29

四万十屋形船碧 川下り


場所:四万十市三里

天気:曇り〜雨(途中から大きな雨)

時間:8:20〜9:00頃


四万十川のポスターはかっこいい

四万十を下る

桟橋の乗船時、川底は丸石が見えたが、航行中の川の色は緑でそんなにそう明度は高くなかった。太陽が出ればもっと見えたと思います。

船頭&ガイドさんは若い男の方で幼少からこの地で育ったとのこと。少年時代、夏はナイフとマッチを持って友達と川遊びに出掛けてうなぎなんか捕まえて火を起こして焼いて食べた経験を教えていただきました。

四万十川の特徴は流域の森林は6割以上が杉桧などの人工林で、192kmある全長の川で本流にダムはなく、高低差も小さいため、流れは穏やかでまるで湖のようです。

最近は、水温も上がり、鮎の生産量、川苔の生産量も50tから10kgに激減しているとのことでした。

四万十川の水質が透明で風景の異例な季節は春で、この時期の再訪を進めておられました。きっと綺麗なのでしょう。

川は雨が降ると水かさが上がるので沈下橋も年数回沈み、西土佐地方は冬には毎年雪が降り、その頃が一番透明度が高いそうです。屋形船のお店の前の壁面に水かさの記録があり、一番高いところでは平家のお店が全部水没したとのことでした。雨の量で水の高さが大きく変わるのは住んでいる人たちにはとても心配事なのでしょう。

見聞きした鳥は、

  1. モズ:ギチギチ高鳴きしていました。
  2. ヒヨドリ
  3. キジバト:ディスプレィーフライトしていました。
  4. トビ
  5. ミサゴ
  6. アオサギ
  7. ダイサギ
  8. イソシギ
  9. チドリSP(腰がV字で尾羽まで上面が白い)

冬にはウやカモ類が多くいるようです。ヤイロチョウも生息していると話が出て来ました。ヤイロチョウのホーファンホーファン聴きたいなー。

川面に近い目線で静かに進む船に揺られながら、沈下橋をくぐり、四万十の自然と漁などの生活の営みの説明を聞けたのは、道を走るだけの旅行ではない、知識を得ることができてとても勉強になりました。

四万十川の川下り
台風で洪水はしょっちゅうらしいです
四万十川の川面をカワセミになった気分で進みます
浅瀬で太陽が差し込むとキラキラ光ります

お店:屋形船 四万十の碧(しまんとのあお)四万十川観光遊覧船

四万十天然鰻を喰らう

お昼は天然鰻で有名なXXXに行きました。川下りから沈下橋を2、3度渡るぐらいの寄り道をして、10時オープンの少し前に着き、メニューから選んだのは天然の鰻重です。値段は五千七百円。素焼きで甘だれがかかったウナギがご飯の上に乗ったお重に、お味噌汁、肝、骨のカラヤキ、漬物がついて来ました。時間もそんなにかからず待ち時間も15分ぐらいだったかと思います。

席は2Fのテラスで四万十川と手前の道の往来を見ながらいただくことができました。

味は、素焼きなので煤の苦みがあり、聞いていたほど皮も身も固くありませんでした。タレは甘いと言うほどではなく、白ごはんと一緒に頬張ると割に淡白な味わいでした。季節的に脂が乗った時期でなかったのかもしれませんが、皮の脂も少なめでした。野趣溢れるというより、珍しい物を食したという印象でした。養殖の鰻重も選べますが、こちらの方が育ちが一定で身も厚く、多分味で言えば美味しいのだろうと思います。養殖鰻重は三千円です。

一緒に頂いたブッシュXXXビールはクセの少ないビールで、この地域でしか見えないとのことで、頼みましたが、道後ビールと同じで特段うまいと感じることはなかったです。

天然ウナギを食しに専門店に
天然ウナギはまだ痩せていました
養殖鰻は太っています

お店情報:四万十屋

場所:高知県四万十市山路2494−1

桂浜

龍馬の銅像のある桂浜に時間潰しのためにきました。太平洋から来る波が運ぶ潮の香りが懐かしい。時代の変革時に龍馬のような風雲児が現れ時代に足跡を残す事があるのが面白いなといつも思います。時代の変革時の要請が刺さる人が出てくるんでしょうね。

ところで桂は山地の植物なのになぜこんな海岸の公園の名前になったのだろうと思って調べてみると、旧来は勝浦と呼ばれる月の名勝地で、それが「勝浦」→「かつら」となり、月に生えるという桂の字があてらとのことです。

お土産店の奥に展示されているコーナでお勉強ができます。今年高知に来てやっと牧野博士の足跡に出会えました。

参考

Article Info

created: 2023-09-05 10:05:38
modified: 2023-09-10 17:36:18
views: 257
keywords: B級グルメ 温暖化 ファーストエイド

Articles