toriR blog
NFC録音調査のオンライン会議開催
2024年4月から開始するNFC録音調査の説明会を行いました。目的は「どこを、どんな鳥が、どんなタイミングで、NFCを発していたのか」の事実把握と、そのデータを用いてなぜ「そこを通るのか、通らないのかの理解」、「保全への貢献」です。市民科学で皆さんと楽しく行いたいことご説明いたしました。オンライン会議の資料はResearchGateにあげました。表示が乱れる場合は、moreからdownloadして下さい。
Q&Aでいただいた質問コメント
- コウモリの市民科学をやっている。低い声のコウモリは季節移動性のものがいる。検出できるか? →44.1KHzサンプルの録音するので20KHzぐらいまでは録音されるだろう。実際に、(過去の録音では)コウモリの声が入っていた。共同でできることがあれば面白い。
- 山岳の鳥類が気になっている。山小屋に仕掛けることを考えているが、小鳥が高山を渡っている事例を知っているか? →ライチョウ研究の中村浩さんの記事で、前日の悪天候で渡りの時期に雪が降り、沢山の小鳥が落鳥していたとあり、こんな高い山を命がけで渡るのだという強い印象を持ったこと。高山も日本では渡るようだ。
- 録音が溜まるとPCのHDD容量を圧迫する。開始時期はいつか? →ネットワークはGoogle Driveを考えている。1TBの契約なので、特別な技術を用意しなくともこちらにアップロードいただけたらと思う。回線が太ければ大丈夫だと思うが、試してみないとわからない部分もある。
- 出張が多いので自宅に固定的に録音できないが、場所の変更は可能か?場所が良くないと判断したら場所を変えてもいいか? →問題ない。日本でのNFCの知識の蓄積は少なく、初年度は試行の年なので、どこでNFCが多く聞かれるかというのも大切な情報。できる範囲で構わないので、色々な場所で録音したり、どこでよく聞かれるとか情報を共有して欲しい。
- ネットワークドライブはみんながアクセスできるか? →監理のしやすさから(アクセスコードを知っていれば)全員がアクセスできるように設定すると思う。
以上です
Article Info
created: 2024-03-01 20:07:17
modified: 2024-03-08 09:17:10
views: 271
keywords:
NFC