toriR blog
高頻度で鳴くアオバト達を見つけた
今日は特に多くのアオバトの鳴き声が聞こえました。複数のアオバトがないているので重なって聞こえました。 高い声や低い声、あまり聞かないポロロロロロとでも言う様な声も聴きました。ツツドリなのかもしれないのですが、アオバトに聞こえました。今日のアオバトの鳴き声の特徴
- 絶えず鳴いているわけでなく、散発的になく。
- 一羽が鳴き出すと複数の声が聞こえることが多かった。
- 場所は一定しておらずあちこちから聞こえた。
- 声は高い音も低い声もあった。
- ポロロロロと聞こえる声もあった。
- 場所を徒歩と車で変えながら聞いたがどうも特定の山の北斜面に多い感じがした。
印象としては10〜20羽はいた様に思います。飛んでいる姿は見られませんでした。何か食べているのかもわかりませんでした。目視できるともっと生態がわかるのですが、見れずに残念でした。
観察日時:2023-05-18 4:50~7:00
観察場所:福井県の400mぐらいの山
天気:晴れ、気温(15℃)
観察者:大坂英樹
録音機材:SONY PRB-400, RODE NT4ステレオマイク, Zoom H6(LCF100Hz, WAVフォーマット、24bit、48KHz)
見聞きされた野鳥
- アカショウビン
- ウグイス
- ツツドリ
- キビタキ
- トラツグミ
- ヒガラ
- キジバト
- ハシボソガラス
- ヒヨドリ
- サンショウクイ
- イカル
- クロツグミ
- センダイムシクイ
- キツツキSP
- メジロ
- アオバト
アオバトの声はどちらから聞こえるか、パラボラで探してみました。
アオバトの鳴き声は生得的だと言われます。つまり学習をしません。ではなぜ声に高い低いがあるのでしょうか。鳴管の大きさや硬さなど機能的な差、年齢差による成長の具合も影響しているでしょう。ただ、最近見つけた論文によると、アカショウビンは出身島嶼で声の最高周波数に違いがあるといいます[1]。アオバトにも環境騒音に対する局所適応など知られていない特性、生態が隠されているのかもしれませんね。妄想ですが。
色々観察を続けてデータを積み上げるのが大切だと思って妄想を続けたいですね。